活動内容

2011/02/27
第120回 シンポジウム 於 東京体育館第2会議室

全国画塾指導者連盟、日本ジュニア美術協会

「五十嵐昭日子氏の美術教育を考える-非具象絵画とは」

 1927年札幌で生まれた五十嵐昭日子(あきひこ)先生は、武蔵野美術学校(現在の武蔵野美術大学)を卒業。 五十嵐先生は1959年(昭和34年)神奈川県中原区井田に「いがらし美術教育研究所」を設立し、高度成長からバブル時代、IT産業時代、経済低成長時代と、この変化の激しい時代であっても、「心の宇宙を探り未知の自分に出会う、創造の広場」として、子どものイマジネーションを大切にする「非具象表現」を中心とする絵の教室を続けてきました。 幼稚園児、小学生から大学生の教え子の子どもの入会も多く、50年近い長い年月、地域のなかで絵を通して人間形成を育んできました。 
 また、五十嵐先生はこどもの絵画公募展、日本ジュニア美術協会の役員もされながら全国画塾指導者連盟(1978年設立)委員長、事務所を1982年から務められました。 昨年8月20日に五十嵐先生がお亡くなり、全国画塾指導者連盟、日本ジュニア美術協会では五十嵐先生を偲んで、シンポジウムを共同開催する事になりました。

 五十嵐氏の美術教育をよく知るパネラーをお迎えし「非具象絵画」について語って頂きました。

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 ・ 五十嵐先生のお教室作品展のアルバム展示
 ・ シンポジウム: 14:00〜16:00
 「非具象表現」という、指導方法の本質にせまる話を栗原氏が先生の思い出と共に語られました。
 大盛況の内に閉会した後、2団体の「交流会」も多くの会員が参加し楽しいひと時を過ごしました。


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